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仏教の僧侶に対する敬称 ウィキペディアから
和尚(呉音:わじょう、漢音:かしょう、唐音:おしょう、梵: upādhyāya)とは、仏教の僧侶に対する敬称である。upādhyāya の俗語形を音写したもの[1]。和上、和闍、和社とも書き、親教師、依学と訳される[2]。
本来の意味は、出家して受戒した僧が、日常親しく教えを受けるグル(Guru, 指導者)を指す。『十誦律』では、受戒の師を指す。
日本では、天平宝字2年(758年)に戒師として渡来した鑑真に対して「大和尚」の号が授与されており、その後、高僧への敬称として使用され、更に住職以上の僧への敬称となった。
宗派によって書き方・読み方が異なり、一部地域では更に言葉が詰まって「おっさん」「おっさま」「おっしゃん」(アクセントは頭高型)と呼ばれている[3]。
※「和尚」の読み方は一般に宗派の区別により放送上も読み分けられている。
※ 天台宗では遷化(亡くなること)された時は和尚(おしょう)から和尚(かしょう)へと呼び方が変わる。
インド人グルのバグワン・シュリ・ラジニーシは晩年に「Osho(和尚)」を名乗り、死後この名称は現OSHOインターナショナル財団によってアメリカ等で商標登録され、法的紛争を引き起こした。
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