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北海道初山別村にあった日本国有鉄道の駅 ウィキペディアから
初山別駅(しょさんべつえき[2])は、北海道苫前郡初山別村字初山別にかつて設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はサン。事務管理コードは▲121619[3]。
所在地名(村名)より[4]。
廃止時点で、島式ホーム1面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅であった[6]。駅舎側(西側)が下りの1番線、外側(東側)が上りの2番線となっていた。そのほか、1番線の外側駅舎寄りに貨物側線と貨物ホームを有していた[6]。この側線は1983年(昭和58年)時点では留萌方、幌延方両側の転轍機も残存していたが[6]、その後留萌方の転轍機と線路が途中まで撤去された[7]。保線用モーターカーの留置に使用されていた[7]。
1999年(平成11年)時点では旧駅構内は細長い公園となり、駅舎跡地にはバスターミナルが設置され[8]、沿岸バスが乗り入れる。2010年(平成22年)時点でも同様であった[9]。
※特急はぼろ号、快速旭川線は「初山別役場前」停留所に停車
初山別駅から500mほど北上した金駒内地区の海岸線に、豊岬方面へ向かって約700mの長さに渡って崖横に設けられた、連続する3本の初山別陸橋、通称「金駒内陸橋」が存在し、その神殿状に支柱の連続する形状と、眼下に日本海を見下ろして空中を走るような景観で、羽幌線を代表する風景の一つとして知られていた。
これらの遺構は国道の地滑り対策のため[9]、1999年(平成11年)時点では撤去が進んでおり[8]、2010年(平成22年)時点では撤去が完了していた[9]。この少し北の「金駒内川橋梁」のコンクリート橋は2011年(平成23年)時点でも残存している[10]。
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