内務人民委員部
ウィキペディア フリーな encyclopedia
内務人民委員部(ないむじんみんいいんぶ)は、ソビエト連邦のヨシフ・スターリン政権下で刑事警察、秘密警察、国境警察、諜報機関を統括していた人民委員部。「エヌカーヴェーデー」と略称され、キリル文字ではНКВД(Народный комиссариат внутренних дел)、ラテン文字ではNKVD(Narodnyi komissariat vnutrennikh del)と表記される。
概要 内務人民委員部, 組織の概要 ...
内務人民委員部 | |
---|---|
Народный комиссариат внутренних дел | |
NKVDの紋章 | |
組織の概要 | |
設立年月日 | 1934年 |
継承前組織 |
|
解散年月日 | 1946年 |
継承後組織 | |
種類 | 秘密警察 |
本部所在地 | ソビエト連邦モスクワ ルビャンカ |
行政官 |
|
上位組織 | ソビエト連邦人民委員会議 |
閉じる
なお、共和国レベルの内務人民委員部自体は革命直後から存在しており、本項で述べるのは1934年に秘密警察と強制収容所を統合したソ連内務人民委員部(後のKGB)である。主に秘密警察として「反革命分子」とみなした人物の逮捕、尋問、処刑やスパイの摘発などを行っていた。