共通安全保障防衛政策
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共通安全保障防衛政策(きょうつうあんぜんほしょうぼうえいせいさく、英語: Common Security and Defence Policy、 CSDP )とは、欧州連合の共通外交・安全保障政策の主たる基本原理。リスボン条約が発効する以前は欧州安全保障防衛政策と呼ばれていた。共通安全保障防衛政策は北大西洋条約機構のもとでの欧州安全保障防衛アイデンティティを継承するものであるが、北大西洋条約機構 (NATO) に参加していない国を含んでいる欧州連合の管轄であるという点で異なっている。
正確に言うと共通安全保障防衛政策は加盟国政府の代表者が集まって構成される欧州連合理事会が扱う領域である。しかし実際には欧州連合外務・安全保障政策上級代表が重要な役割を担っている。