光学伝達関数(こうがくでんたつかんすう、英: Optical Transfer Function、OTF)とは、光学系の点像強度分布の二次元フーリエ変換。
無限に小さい点物体の基準原点を中心に像面内に直角座標 (u , v ) をとり、点像の強度分布をPSF(u , v )、u 方向の空間周波数をr 、v 方向の空間周波数をs とするとき、OTFは下の式で示される。
ここで、
- MTF:OTFの絶対値 (Modulation Transfer Function)
- PTF:位相のずれを空間周波数の関数としたもの(Phase Transfer Function)
である。