ヴァリャーグ
ウィキペディア フリーな encyclopedia
「ヴァリャーグ」のその他の用法については「ヴァリャーグ (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
ヴァリャーグ(古東スラヴ語: Варягъ、ギリシア語: Βάραγγος、古ノルド語: Væringjar、ウクライナ語: Варя́г, Variah、ベラルーシ語: Вара́г, Varah、ロシア語: Варя́г, Varyag)とは、スラヴ語名によるヴァイキング(ヴィーキング)である。複数形はヴァリャーギ(古東スラヴ語: Варягы, Варязі, Варяже、ギリシア語: Βάραγγοι, Varangoi, Βαριάγοι, Variagoi、ウクライナ語: Варя́ги, Variahy、ベラルーシ語: Вара́гі, Varahi、ロシア語: Варя́ги, Varyagi)。
東スラヴ人による呼称でゲルマン人の一派を指す。一般的には、「ヴァイキング」として知られるスウェーデンからデンマークに居住していたノルマン人の事であると現代では解釈されている。ロシアでは15世紀までスウェーデン人をヴァリャーグと呼んでいた。
実のところは、民族系統については不明との説もあり、ノルマン人と似た習俗があったとされ、一般的に東スラヴ人による呼称でゲルマン人の一派を指し、スカンディナヴィアから出てロシア平原に出現したヴァイキングの事とされているが、物的証拠の乏しさもあり、あくまで移動ルートは推測である。