ロールス・ロイス スペイ
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RB.168 スペイ(英語:RB.168 Spey)はロールス・ロイスが生産した低バイパス型のターボファンエンジンである。40年以上にわたって使用されている。名前はロールスロイスの慣例に従いスペイ川に由来する。
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スペイ | ||
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要目一覧 (スペイ) | ||
形式 | 低バイパスターボファン | |
製造国 | イギリス | |
製造会社 | ロールス・ロイス | |
最初の運転 | 1964年 | |
主な搭載機 | F-4K (ファントム FG.1) F-4M (ファントム FGR.2) | |
全長 | 204.9 in (5204.4 mm) | |
ファンの直径 | 43.0 in (1092.2 mm) | |
重量 | 4,093 lb (1,856 kg) | |
推力 | 12,140 lbf (54 kN) 20,500 lbf (91.2 kN、リヒート時) | |
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1950年代末に民間用ジェット旅客機用に開発された。のちに軍用航空機にも使用されたほか、ガスタービンエンジンとして船舶用にもマリーン・スペイ(Marine Spey )として搭載された。更に民間航空機用の新型エンジンであるテイの基礎にもなった。航空用の基本モデルは5,000万時間の飛行時間を達成している。