自由運動(リトアニア語: Liberalų sąjūdis、略称: LS)は、リトアニアの中道右派保守自由主義[1]政党。リベラル・ムーブメントとも訳される[2]。2022年までの名称は、リトアニア共和国自由運動(Lietuvos Respublikos liberalų sąjūdis、略称: LRLS)。
設立は2006年。2023年現在の党首はヴィクトリヤ・チミリーテ=ニルスン。欧州自由民主改革党や欧州自由民主同盟にも参加している。党のテーマカラーはオレンジ。
沿革
2005年に自由中道連合党首のアルトゥーラス・ズオカスに汚職疑惑が持ち上がり、同党内の反ズオカス派メンバーが離党。彼らによって2006年に設立された。設立当初の党名は、リトアニア共和国自由運動(Lietuvos Respublikos liberalų sąjūdis、略称: LRLS)。
2008年リトアニア議会選挙が党にとって初めての選挙となった。比例での得票率は5.7%で、比例で5議席、小選挙区で6議席の計11議席を獲得した。その後、祖国連合、国民復興党、自由中道連合との連立政権に参加し、エリギユス・マシュリス党首(運輸通信相)、ギンタラス・ステポナヴィチュス(教育科学相)、レミギユス・シマシュス(法相)の3人が入閣した[3]。
2012年リトアニア議会選挙では、比例で7議席、小選挙区で3議席の計10議席を獲得[3]。選挙後、リトアニア社会民主党 (LSDP) を中心とする中道左派連立政権が発足し、自由運動は下野した[3]。
2016年リトアニア議会選挙では、比例で8議席、小選挙区で6議席の計14議席を獲得[3]。選挙後、自由運動は野党にとどまった。
2020年リトアニア議会選挙では、比例で6議席、小選挙区で7議席の計13議席を獲得[3]。選挙後、祖国連合および自由党との連立内閣に参加し、シモナス・カイリース(文化相)およびシモナス・ゲントヴィラス(環境相)がそれぞれ入閣した[3]。また、ヴィクトリヤ・チミリーテ=ニルスン党首が国会議長に就任した[3]。
2022年5月、党名から「リトアニア共和国」を削除し、自由運動(Liberalų sąjūdis、略称: LS)を正式名称とすることを決定。合わせて党のロゴも刷新した[3]。
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand in your browser!
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.