ラーオ族
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ラーオ族(ラーオぞく)は、ラーオ語(ラオス語)を母語とする者。広義にはラオスおよびタイ東北部(イーサーン)に住むタイ族の一派である。ラオスにおいては約240万人が居住して過半数を占め、タイにおいてはそれを大きく上回る人口のラーオ族が住んでいる。なお、ラオスの国名(サーターラナラット・パサーティパタイ・パサーソン・ラーオ)に反映されている「ラーオ」の語は他の民族を含む「ラオス国籍保有者(「ラオス人」)」という意味でのラーオであり、ここでは説明を省く。また、タイ側に捕虜として連れてこられたのち、タイに居住する様になったラーオ族に関してもこちらでは軽く触れることとし、詳細な説明はイーサーン人に譲るとする。なお、ラーオとされる民族には他北タイに進出したグループもいるが、こちらもタイ・ユワン族(タイ語版)に譲るとする。