モンチュ

エジプト神話の神 ウィキペディアから

モンチュ(Montju, Month)は、古代エジプトメンチュ(Menthu)やモンチュウ(Montou)などとも表記される。

ヒエログリフによるMontju
mn
n
T
w
モンチュ。

概要

名前の意味は、「隼」ではないかと言われる。

その姿は、太陽円盤と2枚の羽飾りを着けた姿で描かれる。

「戦いの守護者」とされ、冥界を進むラーの乗る太陽の船を悪霊から戦って守ると考えられた。

元は、地方神だったがテーベがエジプトの首都になると地位が高まったと考えられている。

信仰

主にテーベで信仰された。他には、ヘルモンティス、トゥフィウム、マドゥ、アルマント、トードなど。

特にエジプト第11王朝では、熱心に信仰された。第11王朝には、メンチュホテプ(モンチュは満ち足りるの意)を名乗るファラオが複数存在する。

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