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2008年のアメリカのアニメーション映画 ウィキペディアから
『ボルト』(原題:Bolt)は、2008年のウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作のCGIアニメ映画である。声優にはジョン・トラボルタやマイリー・サイラスなど豪華なキャストとなっている。ディズニーデジタル3-Dに対応している映画館では立体映像で見ることができる。同時上映はカーズトゥーン メーターの世界つくり話第4話メーターの東京レース(Tokyo Mater)。
ボルト | |
---|---|
Bolt | |
監督 |
クリス・ウィリアムズ バイロン・ハワード |
脚本 |
クリス・サンダース(ストーリー) クリス・ウィリアムズ(シナリオ) ダン・フォーゲルマン(シナリオ) |
製作 | クラーク・スペンサー |
製作総指揮 | ジョン・ラセター |
出演者 |
ジョン・トラボルタ マイリー・サイラス マルコム・マクダウェル |
音楽 | ジョン・パウエル |
主題歌 | 「アイ・ソート・アイ・ロスト・ユー」 |
編集 | ティム・マーテンズ |
製作会社 | ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ |
配給 | ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ |
公開 |
2008年11月21日 2009年8月1日 |
上映時間 | 96分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $150,000,000[1] |
興行収入 |
$309,979,994[1] $114,053,579 16億5000万円[2] |
2009年12月16日、ブルーレイ(本編DVD付き)・DVD(単品とmicroSD付きの2種類がある)・microSD版が発売されたが、「メーターの東京レース」は収録されなかった。
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの長編映画が日本で8月に公開されたのは1996年公開の「ノートルダムの鐘」以来13年ぶりとなる。
2006年、ピクサーがディズニーの完全子会社となったため、本作はピクサー最高責任者であるジョン・ラセターが立ち上がりから完成まで携わった最初の作品である。そのため2000年代に突入してから低迷を喫していたディズニー・アニメーションとしては久々に高い評価を受け、第81回アカデミー賞の長編アニメ映画賞部門にもノミネートされるなど、新生ディズニー第1弾作品として今後が期待される成功を遂げた。
この映画の主題歌「I Thought I Lost You」は、ペニー役のマイリー・サイラスとボルト役のジョン・トラボルタが共に歌っている。
日本版では異なるエンディングテーマが夏海による「おなじ空を見上げている」となっている。[3][4]
ちなみに、ライノ役の声優はディズニーのアニメーターであるマーク・ウォルトンが担当している。また、ウォルト・ディズニー・スタジオ・アニメーションの3Dアニメーションは一旦休止する、次作のみプリンセスと魔法のキスは2Dに戻ることとなる。
テレビの中のスーパーヒーロー犬として、飼い主のペニーと共に活躍中のシェパード犬ボルト。 彼は自分には本当にスーパーパワーが備わっていると思いこんでいた。
ある日、ボルトは勘違いから撮影スタジオを飛び出し、ニューヨークで迷子になってしまう。そして、黒ネコの雌ミトンズや、ハムスターのライノに出会いながら、様々な経験を通して、今まで自分の知らなかった現実の世界を学んでいく。彼は次第に、自分は「スーパーパワー」など持っていない普通の犬であることを知る。
様々な経験を積んだボルトは、ようやくハリウッドに帰り着いたが、スタジオでペニーが自分そっくりのタレント犬を抱きしめていることを目の当たりにしたことにショックを受けた。しかしこれはリハーサルである。スタジオを去ろうとしたが、ミトンズが偶然にもペニーがボルトを失ったことに心を痛めていたという本音を聞き、ボルトを説得する。
一方、スタジオで映画の撮影中、ボルトそっくりのタレント犬のミスでスタジオが火事になってしまい、ペニーは取り残されてしまう。戻ってきたボルトはペニーを救出しようとしたが、ペニーがセットの下敷きになったことで助けることはできない。そこでボルトが換気口に向かって大声で吠えたことによって消防隊が気付き、ボルトとペニーは救出された。それを見たマネージャーはこの出来事をネタにしようとしたが、ペニーはそれを拒否。
その後、ボルトとペニーはミトンズとライノを迎え入れ、郊外の一軒家でみんなと一緒に日常を過ごしたのだった。
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
ボルト | ジョン・トラボルタ | 佐々木蔵之介 |
ペニー | マイリー・サイラス | 白石涼子 |
ミトンズ | スージー・エスマン | 江角マキコ |
ライノ | マーク・ウォルトン | 天野ひろゆき |
ドクター・キャリコ | マルコム・マクダウェル | 中村秀利 |
ディレクター | ジェームズ・リプトン | 東地宏樹 |
ペニーのマネージャー | グレッグ・ジャーマン | 山路和弘 |
ペニーのパパ | シードネラン | 根本泰彦 |
ペニーのママ | グレイ・デリスル | 松岡洋子 |
ペニー(幼少期) | クロエ・グレース・モレッツ | 藤井結夏 |
ベテラン・キャット | ディードリッヒ・バーダー | 龍田直樹 |
ブレイク | ニック・スウォードソン | 梅津秀行 |
鳩 | 不明 | ウド鈴木 |
レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは189件のレビューで支持率は89%、平均点は7.2/10となった[5]。Metacriticでは29件のレビューを基に加重平均値が67/100となった[6]。
『ライノ!』(原題:Super Rhino)は、2009年3月22日にボーナスコンテンツを収録された短編アニメーション。ボルトのスピンオフである。日本では、2009年12月16日にボーナスコンテンツで発売された。
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