パミール高原
タジキスタン、アフガニスタン、中国などにまたがる高原 ウィキペディアから
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パミール高原(パミールこうげん、英語: Pamir Mountains、タジク語: Помир、キルギス語: Памир、パシュトー語: پامیر、ウイグル語: پامىر ئېگىزلىكى / Памир Егизлики、中国語: 帕米爾高原/葱嶺、ドンガン語: Цунлин)あるいはパミル高原は、タジキスタン、アフガニスタン、中国などにまたがる平均標高5000メートルに達する高原で、中国では葱嶺(そうれい)と呼ばれていた[1]。「パミール(タジク語: Помир)」は、タジク語で「世界の屋根」を意味するといわれる[2]。
東パミール、中部パミール、西パミールに分かれ、東パミールの中国領に最高峰コングール山(7719メートル)やムスタグアタ山(7546メートル)があり、西パミールの最高峰はタジキスタン領のイスモイル・ソモニ峰(7495メートル)である[1]。
この高原から東北に向かって天山山脈、南方に向かって崑崙山脈、カラコルム山脈、ヒマラヤ山脈、西南に向かってヒンドゥークシュ山脈が伸びており、「世界の屋根」と呼ぶにふさわしい地形である[3]。タクラマカン砂漠を通るシルクロードは、この高原を越えて東西を結んでいた。
タジキスタン東部のゴルノ・バダフシャン自治州にはイラン系のパミール人やテュルク系のキルギス人が暮らしている。
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