テクノ歌謡
ウィキペディア フリーな encyclopedia
テクノ歌謡(テクノかよう)とは、1980年代前後の日本の歌謡曲の1ジャンルである。当時のYMOブームに代表されるテクノポップやニュー・ウェイヴブームに影響を受けたもので、アイドル歌謡曲などのポピュラー音楽にもテクノ・ポップ調のアレンジが導入されて流行した。
なお、当時から「テクノ歌謡」というジャンルとして売り出していたわけではなく、一種のレトロニムである。そのため厳密な定義はなく、シンセサイザーや打ち込みなどを多用した「テクノらしさ」を感じさせる歌謡曲を指す。当時のアナログシンセサイザーの音色から「ピコピコ・サウンド」などと呼ばれた。