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熊本県嘉島町にあるショッピングセンター ウィキペディアから
イオンモール熊本(イオンモールくまもと)は、熊本県上益城郡嘉島町に所在するイオンモール運営のショッピングセンターである[6]。昔ながらの愛称で「クレア」と呼ばれることが多い。
イオンモール熊本 ÆON MALL KUMAMOTO | |
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地図 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒861-3106[1] 熊本県上益城郡嘉島町大字上島字長池2232[1] |
座標 | 北緯32度44分17秒 東経130度44分38秒 |
開業日 | 2005年(平成17年)10月10日[2] |
施設所有者 |
ダイヤモンドシティ[1][3] ↓ イオンモール株式会社[4] |
施設管理者 | イオンモール株式会社 |
敷地面積 | 約224,282 m2[5] |
延床面積 | 約104,000 m2[3] |
商業施設面積 | 約51,936 m2[1][6] |
中核店舗 |
ジャスコクレア熊本店[3][1] ↓ イオン熊本クレア店 ↓ イオン熊本店 ↓ イオンスタイル熊本(店名はイオン熊本店) |
店舗数 | 200 |
営業時間 | 公式サイト参照 |
駐車台数 |
約4,500台[3] ↓ 約4,300台[7] ↓ 約4,800台 ※うち車椅子駐車場59台 |
前身 |
ダイヤモンドシティ・クレア[8] ↓ イオンモール熊本クレア[9] |
最寄駅 | 健軍町電停 |
最寄IC | 御船IC |
外部リンク | 公式サイト |
当地は、嘉島町の街づくり基本構想において「タウンセンター」と規定される地区の一角にあり[10]、日商岩井(現・双日)が、壽屋(現・カリーノファシリティーズ)と共に大型ショッピングセンター「(仮称)嘉島ランブラス」を建設する計画を進めており[11]、2000年(平成12年)5月24日に翌月から着工することが発表され[11]、同年末までの開業を目指していた[12]。
しかし、2001年(平成13年)12月19日に「壽屋(現・カリーノファシリティーズ)」が熊本地方裁判所に民事再生法の適用を申請して経営破綻し[13]、「日商岩井(現・双日)」もテナントを十分に集められなかったことから、頓挫することになった[14]。 それを受けて、2002年(平成14年)に「ダイヤモンドシティ」が当地にショッピングセンターを開設することになった[15]。
この「ダイヤモンドシティ」による大型ショッピングセンターの計画は、2003年(平成15年)4月9日に「(仮称)ダイヤモンドシティ嘉島ショッピングセンター」として正式に発表された[10]。
この計画発表時点で2005年(平成17年)秋の開業を目指しており[10]、予定通り同年10月10日に開業している[2][16]。
なお、2005年(平成17年)7月には名称が「ダイヤモンドシティ・クレア」と決定され、出店内容の概要と共に発表された[17][18][16]。
また、計画段階では地元の鶴屋百貨店をはじめとした百貨店の誘致を行っており、福岡の百貨店まで対象を広げたものの出店には至らなかった[17]。
2005年(平成17年)10月10日に「ダイヤモンドシティ・クレア(DIAMOND CITY CLAIR)」として開業[2][16]。
開業時点では、建物は地下1階・地上2階建てで延べ床面積約10万4,000m2で[3]、「イオン九州」の総合スーパー「ジャスコクレア熊本店」[3]と、1階に[17]、アンビオンスプラス[5]、2階にスポーツオーソリティが入る2つの核店舗の間を全長約280mのモールになった専門店街で繋いだ、いわゆる「2核1モール」の形式のショッピングセンターであった[17]。
この専門店街には、準核店舗として蔦屋書店や8スクリーンのシネマコンプレックスのワーナー・マイカル・シネマズも入居しており[17]、約160店舗で構成されていた[5]。
開業から約2年半後の2007年(平成19年)4月13日には早くも大規模な増床に向けた届出を行い、規模の拡大に乗り出した[5][7]。
この計画は、既存棟の増築(店舗面積:約7,282m2)や駐車場となっている既存棟東側に、家電量販店や雑貨店などの入る2階建て(店舗面積:約8,100m2)と、スポーツ施設や温浴施設が入る平屋建て(店舗面積:約3,290m2)の2棟の新設を2007年(平成19年)9月に着工して、2008年(平成20年)3月下旬の開業予定としていた[5][7]。
しかし、店舗面積は2013年(平成25年)12月時点でも約51,936m2[6]と2008年(平成20年)版の『週刊東洋経済 臨時増刊 全国大型小売店総覧 2008年版』と全く同一であり[1]、開業時(週刊経済では店舗面積52,000m2)[17]のままとなっており、この計画による物販店舗の店舗面積の拡大は実現していない。
そのため、2011年(平成23年)11月18日に31店の新規テナントを導入して新装開業したのが、開業から初めての大規模な改装となった[9][19]。
この新装開業時には、「イオンモール熊本クレア」から「イオンモール熊本」に名称の変更も行っている[9]。
2016年(平成28年)4月14日午後9時26分ごろ、隣接する益城町で震度7を観測した「平成28年熊本地震」の影響で翌日の同年4月15日から休業となり、食料や水を駐車場で販売した。同年4月18日からは、同じ駐車場にてイオンペットやスポーツオーソリティなど一部の専門店による販売やサービスが実施されている。また、核店舗のイオン熊本店は、同年4月20日から1階のみを営業再開させ[20]、通常の営業時間より短縮した形で営業を行っていた。
2016年(平成28年)6月23日にイオンモール・イオン九州の2社連名でプレスリリースを公表し、同年7月20日よりイオン熊本店2階と専門店街の一部を営業再開することを発表[21]。予定通り、同年7月20日にイオン熊本店2階と専門店街の一部を営業再開[22]。なお、イオン熊本店については、九州地区では初めてとなる新業態の「イオンスタイル」にリニューアルされた。
同年9月26日にイオンモールがプレスリリースを公表し、翌々日の同年9月28日より、3番駐車場スペースにコンテナモール「link garden HAREBARE -ハレ晴れ-」をオープンすることを発表。これは、復旧作業のため休業中の西モールに入店している7店舗がコンテナ店舗として出店するほか、中央には大型のイベントスペースが配備されている[23]。その後、4店舗は2017年3月の西モールの営業再開によりモール内へ移転したが、2017年1月20日にイオンペットのトリミング業態である「イオンペット ビューティサロン」が新たにオープンしている。
同年10月20日には、核店舗のイオン熊本店を全館リニューアルオープン。同年7月の営業再開時に2階に展開していた「イオンスタイル」を1階の食料品・住居余暇商品売場にも拡大したほか[24]、自転車専門店「イオンバイク」を1階に導入した[25]。
同年11月22日にイオンモールがプレスリリースを公表し、1階レストランモールについて、同年12月23日より一部店舗を営業再開、2017年(平成29年)1月26日より全面営業再開することを発表。12月23日の一部再開時には既存の4店舗に加え、熊本県初出店の2店舗を含む4店舗の新店を加えた8店舗となる。2017年1月26日に既存の5店舗がリニューアルオープンしたことで、レストランモール全店舗が新体制で営業を再開した[26]。
2017年(平成29年)2月17日にイオンモールがプレスリリースを公表し、復旧作業や補強工事の為長らく休業していた西側モール専門店の営業再開日を発表。予定通り、同年3月24日に西側モール専門店の営業を再開し、全館オープン。このタイミングで「イオンシネマ熊本」が営業を再開したほか、16店舗の新店がオープンした[27]。なお、モールの一番西側に位置する準核ゾーンに出店する店舗は引き続き、前述の「link garden HAREBARE -ハレ晴れ-」での営業となった。
2018年(平成30年)6月6日にイオンモールがプレスリリースを公表し、増床グランドオープン日を公表[28]。予定通り、同年7月20日に増床グランドオープンし、約2年3か月ぶりに全館完全復旧となった。モールの一番西側に位置する準核ゾーン部分が全面建て替えとなり、従来は平面駐車場として使用されていた敷地西側に延びる形で増床され、「ウエストスクエア」と呼ばれる2階建ての増床塔が新たに設けられた。「link garden HAREBARE -ハレ晴れ-」で営業していた3店舗が移転入居したほか、H&M、雑貨屋インキューブ、ニトリデコホーム、セリア、エディオン、おもちゃのあおき等44店舗が新規出店した(一部の専門店は8月~9月にかけて順次オープンとなる)[29]。
菊陽町に2004年(平成16年)6月に開業した「ゆめタウン光の森」や当施設の開業の影響もあり、熊本市の中心市街地の小売販売額は、2002年(平成14年)と比較して2007年(平成19年)には約11.6%減少するなど、大幅に減少したとされている[30]。
しかし当施設は、「鶴屋百貨店」の様に熊本県内のほぼ全域からの集客力はなく、熊本県内のショッピングセンターの中では最大の集客力を持つ「ゆめタウン光の森」を下回る集客力とされる[31]。
運営会社のイオンモールが、ダイヤモンドシティと2007年(平成19年)8月21日に合併したことに伴い[32]、同年9月22日に「イオンモール熊本クレア」に名称を変更した[8]。
その後イオンモールが、運営するショッピングセンターの名称をイオンモールの後に所在地名を付ける形に統一することになったため[33]、2011年(平成23年)11月18日に「イオンモール熊本」に名称変更された[9]。
また、核店舗の「ジャスコクレア熊本店」は[1]、2011年(平成23年)3月1日にイオングループの総合スーパーをイオンに店名統一することに伴って「イオン」に改称することになったため[34]、「イオン」へ改称した[34]。
そのほか、シネマコンプレックスの「ワーナー・マイカル・シネマズ」は[17]、運営会社の「ワーナー・マイカル」が「イオンシネマズ」と2013年(平成25年)7月1日に合併して「イオンエンターテイメント」となるのに伴い、劇場名を「イオンシネマ」に変更することになった[35]。
イオンシネマ熊本 ÆON CINEMA KUMAMOTO | |
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イオンモール熊本クレア時代(2009年5月) | |
情報 | |
正式名称 | イオンシネマ熊本 |
旧名称 | ワーナー・マイカル・シネマズ熊本クレア |
完成 | 2005年 |
開館 | 2005年10月10日 |
開館公演 | 『ステルス』(ロブ・コーエン監督)他 |
収容人員 | (8スクリーン)1,756人 |
客席数 |
スクリーン1:418席 スクリーン2:344席 スクリーン3:131席 スクリーン4:139席 スクリーン5:139席 スクリーン6:241席 スクリーン7:172席 スクリーン8:172席 |
設備 | ドルビーデジタル5.1ch、DLP |
用途 | 映画上映 |
運営 | イオンエンターテイメント株式会社 |
特記事項 | スクリーン1・2・8は3D対応。 |
出店テナントの詳細は公式サイト「ショップガイド」を参照。
詳細は公式サイト「交通アクセス」を参照。
国道445号浜線バイパス沿いに立地している[3]。御船インター出口右折10分。小池高山インターからのアクセスもあるが、終始一車線の上、平日朝夕及び休日はイオン方面への渋滞が常態化しているため、御船インター利用が推奨される。駐車場は無料で、平面駐車場と立体駐車場及び屋上駐車場があり、約1000台収容できる。
車両出入口
国道445号バイパスと信号交差点で繋がる北側の出入口と、西側に交通機関の出入りがある西側の出入口、緑川河川敷上を走る主要地方道50号線との片側出入口2箇所がメインである。
敷地内に熊本バスのバスターミナルが設置されている。熊本市南東部の各地域を経由して桜町バスターミナルと当ショッピングモールを結ぶ路線が多数運行されているほか、熊本市南部の城南町方面や、上益城郡(益城町を除く)及び下益城郡美里町、宇土市、宇城市への路線がある。なお、2019年9月10日まではバスの行き先表示は旧名の「クレア」となっていた。
城南中心部から
段鶴、志導寺方面から
特に、志導寺以南は本数が著しく少ない。実質、平日のみ利用可能。
東木原方面から
宇土駅から
当ルートが最安運賃であるが、本数及び日曜運休を考慮した場合、下記の選択肢がある。
松橋駅から
当ルートが最安運賃であるが、本数及び日曜運休を考慮した場合、下記の選択肢がある。
御船中心部から
合わせて時間1本間隔で運行 それぞれ1〜3時間に1本程度。
甲佐中心部から
合わせて時間2本以上運行。辺場線が最短かつ最安運賃である。他路線それぞれ所要時間は異なるが、イオンモール熊本までの運賃には大差無い。
砥用、寒野方面から
砥用中心部〜佐俣エリアから
越草〜三本松〜耳取エリアから
矢部町から
本数が少ない上、遠回りになるため、沿線在住でない限りM3-2の利用が推奨。
大川、馬見原方面から
2014年(平成26年)1月14日から2月13日まで、同社が熊本市に委託され、朝の通勤時間帯に当施設から旧熊本交通センター(現在の熊本桜町バスターミナル)まで急行バスを運行し、自家用車通勤からの転換を目指す社会実験が行われた[41]。
地元FM局であるエフエム熊本において、単独提供番組を放送していた。
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