コンデ・コマ
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コンデ・コマ (Conde Koma) とは、明治時代に海外へ柔道を伝えて回った柔道家の前田光世がブラジルなど海外で名乗った通称、称号。前田光世がブラジルに帰化した際には、コンデ・コマを本名とした。
「前田光世」を参照
コンデとは伯爵の意であり、日本語で表すなら「コマ伯爵」となる。
この名前は前田がヨーロッパを転戦中、スペイン人の知人からの進言を受けてリングネームとして考案したものとされる。また、「コマ」の由来は日本語の「困る」からである。
エリオ・グレイシーの父、ガスタオン・グレイシーからその栄誉を称えて送られた称号だとする説があるが、史実から検証した場合やや疑問が残る。ブラジル時代の前田はいわば最晩年にあたり、各地を武道家として転戦していた時期とは重ならない。