グリコーゲン合成
グリコーゲン鎖にグルコース分子が付加していく過程 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
グリコーゲン合成(グリコーゲンごうせい、英: glycogenesis)は、グリコーゲン鎖にグルコース分子が付加していく過程である。この過程は高血糖のときに放出されるインスリンによって活性化される。
グリコーゲンの合成と分解が別経路であることが分かったのはマッカードル病という遺伝的グリコーゲン貯蔵病があったからである。この遺伝病の患者はグリコーゲンホスホリラーゼの異常によってグリコーゲンを分解することができないが、グリコーゲン合成は正常に行われていた。こういうことから分解と合成が別経路であることが判明した。