キーウ
ウクライナの首都 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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キーウ(ウクライナ語: Київ, 発音 [ˈkɪjiu̯] ( 音声ファイル))またはキエフ(ロシア語: Киев [ˈkʲi(j)ɪf] ( 音声ファイル))は、ウクライナの首都[8]。ウクライナ憲法でセヴァストポリと共に特別市と規定されており、州に属さず独立した自治権を有する。
キーウ Київ | |||||
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愛称 : 「ルーシの町々の母」[注 2]、「第二のエルサレム」[注 3]、「栗」の木の街[注 4] | |||||
位置 | |||||
位置 | |||||
座標 : 北緯50度27分0秒 東経30度30分0秒 | |||||
歴史 | |||||
建設 | 482年[4] | ||||
行政 | |||||
国 | ウクライナ | ||||
特別市 | キーウ | ||||
市長 | ヴィタリ・クリチコ[5] | ||||
地理 | |||||
面積 | |||||
特別市域 | 836[6] km2 | ||||
標高 | 179 m (587 ft) | ||||
人口 | |||||
人口 | (2022年2月1日現在) | ||||
特別市域 | 2,950,702人 | ||||
人口密度 | 3,530人/km2 | ||||
備考 | 現在人口、推定[7] | ||||
その他 | |||||
等時帯 | 東ヨーロッパ時間 (UTC+2) | ||||
夏時間 | 東ヨーロッパ夏時間 (UTC+3) | ||||
郵便番号 | 01000—06999 | ||||
市外局番 | +380-44 | ||||
ナンバープレート | АА | ||||
公式ウェブサイト : https://kyivcity.gov.ua/ |
同国最大の都市でウクライナの政治・経済・文化の中心地である[9]。市街はドニエプル川の中流右岸の高台に発達している。人口はキーウ市内の人口は約295万人、キーウ首都圏の人口は約350万人であり、ヨーロッパ有数の大都市である[10]。週末になると、歩行者天国になる市の中心部を通るフレシチャーティク通りや独立広場などが人々で賑わう。別名「緑の都」とも呼ばれ、市内には広大な植物園がある他、緑豊かな公園が点在し、ライラックやカシュタン(栗の一種)の花が咲き乱れる春、街路樹が紅や黄に染まる秋など、四季折々にさまざまな姿を見せる[11]。
5世紀後半から6世紀前半の建設と伝えられ、9世紀末にキエフ・ルーシの成立に伴いその首都となり12世紀まで繁栄した[12]。13世紀にモンゴルの襲来を受け荒廃、14世紀以降リトアニア、ポーランド、17世紀にはモスクワへの従属に甘んじた。20世紀にはウクライナ民族主義の拠点都市として[9]ウクライナ人民共和国やウクライナ国の首都となり、1991年、ソビエト連邦解体に続いて独立したウクライナの首都となった。
キエフ・ルーシ時代の聖ソフィア大聖堂とキエフ・ペチェールシク大修道院は世界遺産に登録されている[13]。ほかにも同時期の建築物が多数残されているが、戦火や共産党政権などによって破壊されたものも多く、黄金の門のように復元されたものも存在する。