カール・エーリヒ・コレンス
ドイツの植物学者・遺伝学者 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
カール・エーリヒ・コレンス(Carl Erich Correns, 1864年9月10日 - 1933年2月14日)はドイツの植物学者・遺伝学者。彼は第一に、彼自身の遺伝学における法則の発見によって、そして遺伝学に関するグレゴール・ヨハン・メンデルの初期の論文を、植物学者である エーリヒ・チェルマック及びユーゴー・ド・フリースとほぼ同時に、しかしそれぞれ独立して再発見した(いわゆるメンデルの法則の再発見)ことによって知られる。
コレンスは、当初はカール・ネーゲリの学生であった。ネーゲリは、メンデルが自分のエンドウマメで行った遺伝の研究について論文を送ったにもかかわらず、その研究の重要性を理解できなかった著名な植物学者である。また、チェルマックはメンデルのウィーンでの学生時代に植物学を教えた人物の孫であった。