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甲虫目の科、それに属する昆虫の総称 ウィキペディアから
名前通りカミキリムシに似た触角が長い体長 5 - 15mm 程の小型の甲虫類だが、長めの触角以外にはカミキリムシとは全く似ておらず、大顎はあるもののカミキリムシほど顕著ではなく、体表もカミキリムシに比べて、甲虫とは思えないほど柔らかく、脚の先端近くの符節部分も、カミキリムシほど膨らんでおらず、容易に見分けがつく。
春から夏にかけて見られ、灯火にも飛来する。動きも鈍い。成虫は土中や、腐朽した朽ち木などに産卵し、幼虫はそれを食べて成長し、やがてその中で蛹となり、成虫となる。
成虫になってからは花に集まり、その花粉などを食べる。
本種は人が近寄ってもあまり逃げるそぶりを見せないが、それは本種の多くが体内にカンタリジンという毒性分を有した血液を持っている事であり、これを後脚の第一関節の近くから刺激を受けた場合に分泌し、人の肌に触れると、火傷に似た症状を引き起こし、痒みなども起こす毒を武器にしているためである。また手で叩いて圧死させても、体内の血そのものが毒物であるために同じ症状を起こさせる。
体色が派手な種類が多いのも、そうした毒を持つ警告色である。本グループは卵、幼虫、蛹、成虫と完全変態を行うが、どの形態であっても一生を通じて体内に毒を含んでいる。
日本産のカミキリモドキの代表種は、以下の種となる。
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