![cover image](https://wikiwandv2-19431.kxcdn.com/_next/image?url=https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/e0/Gu%25C3%25A9rin_%25C3%2589n%25C3%25A9e_racontant_%25C3%25A0_Didon_les_malheurs_de_la_ville_de_Troie_Louvre_5184.jpg/640px-Gu%25C3%25A9rin_%25C3%2589n%25C3%25A9e_racontant_%25C3%25A0_Didon_les_malheurs_de_la_ville_de_Troie_Louvre_5184.jpg&w=640&q=50)
アエネーイス
ウィキペディア フリーな encyclopedia
『アエネーイス』(古典ラテン語: Aeneis)は、古代ローマの詩人ウェルギリウス(前70年–前19年)の叙事詩。全12巻。イリオス(トロイア)滅亡後の英雄アエネーアース(Aenēās、ギリシア語ではアイネイアース Αἰνείας)の遍歴を描く。アエネーイスは「アエネーアースの物語」の意[1]。
![]() |
概要 アエネーイス Aeneis, 作者 ...
アエネーイス Aeneis | |
---|---|
![]() ピエール=ナルシス・ゲラン『トロイアの陥落をディードーに語り聞かせるアエネーアース』(1815年、ルーヴル美術館所蔵) | |
作者 | ウェルギリウス |
国 | 帝政ローマ |
言語 | 古典ラテン語 |
ジャンル | 叙事詩 |
![]() ![]() | |
テンプレートを表示 |
閉じる
ウェルギリウスの最後にして最大の作品であり、ラテン文学の最高傑作とされる。この作品の執筆にウェルギリウスは11年(前29年–前19年)を費やした。最終場面を書き上げる前に没したため未完である。彼は死の前にこの草稿の焼却を望んだが、アウグストゥスが刊行を命じたため世に出ることになった。ギリシア文学に対してローマ独自の文学を作り上げたと言え、その影響は計り知れない[2]。