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愛知県名古屋市の都市再開発地区 ウィキペディアから
ささしまライブ24は、愛知県名古屋市中村区平池町4丁目及び中川区運河町における都市再開発地区(都市再生特別地区)。単にささしまライブとも呼ばれる。
当地は鉄道と水運の結節点としての物流拠点として長らく使用されており、1986年(昭和61年)の笹島駅廃駅後は移動遊園地「キルメス名古屋」や木下大サーカスなど、臨時的にイベントスペースとして使用されてきたが、名古屋の玄関口である名古屋駅(JR名古屋駅・名鉄名古屋駅・近鉄名古屋駅)並びに名古屋市のオフィス街・繁華街の一つである名駅に近接するという立地条件に着目し、名古屋市が商業・業務を中心とした土地利用への転換を図ったものである[1]。1999年(平成11年)から市施行による土地区画整理事業に着手し事業が開始された。
中核施設の整備にあたっては民間事業者を対象とした開発事業提案競技(コンペティション)を実施し、豊田通商を代表とするグループ並びに学校法人愛知大学の提案が採用されている[2]。都市基盤整備を進めた後に2017年(平成29年)にまちびらきが行われた。
以下のバス停はささしまライブ24地区内ではなく、東海道新幹線・東海道本線・中央本線・名鉄名古屋本線の高架を挟んだ東側の名駅通沿いにある。
当地区に近接して、JR東海道線・名鉄名古屋本線の新駅を建設する構想もあった[11]。東海道線は名古屋 - 金山間、名鉄本線は新名古屋(現:名鉄名古屋) - ナゴヤ球場前(現:山王)間に設置するもので、両駅とも延長約200 mのホームを各1本設置し、地上に設けた駅前広場と階段などによって連絡するという構造であり、名古屋市は両駅の乗降客数を約13万人/日と試算していた[12]。また建設費は当初、約40億円と試算され、建設費の大半は再開発に伴う土地区画整理事業で発生した保留地の処分益で賄う方向だったが[13]、耐震性の確保・施工が困難であることから200億円以上の建設費を要すること、またバブル崩壊後の地下下落により、区画整理事業の保留地処分益で建設費を捻出することが困難になったため、先送りにされた[14][15]。その後、2019年には名古屋市が改めて新駅設置の可能性を探るための予算を盛り込んでいる[16][17]。
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