愛媛県潮(しほ)もかなひぬ 今は漕ぎ出(い)でな - 額田王『萬葉集』巻一・8 熱田津爾 船乘世武登 月待者 潮毛可奈比沼 今者許藝乞菜 熟田津は現在の道後温泉。当時は海港であった。 ウィキペディアにも愛媛県の記事があります。 ウィクショナリーにも愛媛県の項目があります。 ウィキメディア・コモンズに愛媛県に関するメディアがあります。
船熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな-額田王 熱田津爾船乘世武登月待者 潮毛可奈比沼今者許藝乞菜 --『萬葉集』巻の一 熟田津は現在の道後温泉。当時は海港であった。 天の海に雲の波立ち月の船星の林に漕ぎ隠る見ゆ 天海丹 雲之波立 月船 星之林丹 榜隠所見-- 柿本人麻呂『万葉集』
額田王熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな --『万葉集』巻一(8) 熱田津爾 船乘世武登 月待者 潮毛可奈比沼 今者許藝乞菜 熟田津は現在の道後温泉。当時は海港であった。 三輪山をしかも隠すか雲だにも心あらなも隠さふべしや --『万葉集』巻一(18) 天智六年(667)近江大津宮遷都に際し、飛鳥京を去る折の歌。
白居易白居易40歳、母の喪中の作。 人は木石に非ず 皆情有り 「李夫人」 人非木石皆有情 春寒くして浴を賜ふ華清の池 温泉水滑らかにして凝脂を洗ふ 春寒賜浴華清池 溫泉水滑洗凝脂 鈿合金釵寄せもて去かしむ 鈿合金釵寄将去 天にありては願はくは比翼の鳥となり / 地にありては願はくは連理の枝とならん
春春眠不覺曉 - 孟浩然「春暁」 春宵一刻値千金 花に清香有り月に陰有り -蘇軾「春夜」 春宵一刻値千金 花有淸香月有陰 春寒くして浴を賜ふ華清の池 温泉水滑らかにして凝脂を洗ふ 春寒賜浴華淸池 溫泉水滑洗凝脂 -- 白居易「長恨歌」 春立つといふばかりにやみよしのの山もかすみてけさは見ゆらむ -- 壬生忠岑