ゴムボック は、「モノ-モノスタティック」と呼ばれる3次元凸均質体のクラスの最初の物理的な例として知られている。このクラスの存在は、1995年にロシアの数学者ウラジーミル・アーノルドによって予想され、2006年にハンガリーの科学者ガボール・ドモコスとペーテル・ヴァールコニーによって、数学的な例と物理的な例を構築することにより証明された。モノ-モノスタティックな形状は無数に存在するが、そのほとんどは球に近く、1000分の1程度の厳しい形状公差に収めねばならない。