日本語 名詞:蕪 かぶら【蕪・蕪菁】 (植物) 蕪(かぶ)[1]。冬の季語。 遊里において、初心者を指す語[1]。 発音 (東京式) かぶら [kàbúrá] (平板型 – [0]) IPA(?): [ka̠bɯ̟ᵝɾa̠] (京阪式) かぶら 関連語 複合語: 蕪汁、蕪鮨/蕪鮓、蕪菜、蕪無し、蕪菁蜂、蕪菁葉蜂、蕪引き、蕪骨、蕪蒸し 名詞:鏑 かぶら【鏑】 (道具) 鏑矢の鏃の手前に付ける道具[1]。鹿角や木で作り、球状で中は空洞[2]。表面に「目」と称する数個の穴を穿ち、射ると風を切って鳴るようにしてある[1]。 「鏑矢」の略[1]。 語源 形状が蕪の球根に似ていることから[1]。 発音 (東京式) かぶら [kàbúrá] (平板型 – [0]) IPA(?): [ka̠bɯ̟ᵝɾa̠] (京阪式) かぶら 関連語 複合語: 鏑鐫、鏑始め、鏑矢、上矢の鏑、大鏑、聖護院蕪菁、天王寺蕪、鳴り鏑、觘目の鏑、蟇目鏑、和布蕪、八つ目鏑 名詞:方言 かぶら 静岡県の方言。環帯のある大蚯蚓(みみず)[2]。 古典日本語 発音 三拍名詞一類(?) (平安時代)かぶら (南北朝時代)かぶら (室町時代)かぶら (江戸時代)かぶら 名詞 かぶら【鏑】 (道具) 現代語の鏑に同じ。 脚注 [1]下中弥三郎編『大辞典』 平凡社、第6巻、1934年12月15日、紙面430ページ、デジタル221ページ、全国書誌番号:67012501、国立国会図書館デジタルライブラリー pid 1873340/221 [2]上田万年、松井簡治『大日本国語辞典』 金港堂書籍、第1巻、1915年10月8日、紙面919ページ、デジタル472ページ、全国書誌番号:43022818、国立国会図書館デジタルライブラリー pid 954645/472 Wikiwand - on Seamless Wikipedia browsing. On steroids.