あれる

日本語

動詞

あれる【荒れる】

1. 荒廃する。人（ひと）の手が入らなくなったり、草木（くさき）が生（は）えなくなったりする。秩序立った状態から、乱雑な状態になる。
   • 田畑（たはた）が荒れる。
   • 家主（やぬし）が村を去って放棄され、荒れ果てた家屋。
2. 表面がなめらかでなくなる。
   • 寒くて乾燥した気候で肌が荒れる。
3. （天気や海などについて）気候が厳しくなる。
   • 海は、穏（おだ）やかな日もあれば、荒れる日もある。
4. 気性が激しくなったり、暴れたりする。
5. 秩序が無く、静かに過ごせなくなる。嫌な雰囲気になる。
   • 荒れた学校で不良をしていた。

活用

あ-れる 動詞活用表（日本語の活用）

ラ行下一段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
あ	れ	れ	れる	れる	れれ	れろ れよ

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	あれない	未然形 + ない
意志・勧誘	あれよう	未然形 + よう
丁寧	あれます	連用形 + ます
過去・完了・状態	あれた	連用形 + た
言い切り	あれる	終止形のみ
名詞化	あれること	連体形 + こと
仮定条件	あれれば	仮定形 + ば
命令	あれろ あれよ	命令形のみ

活用と結合例

関連語

• 他動詞形:あらす