大石静
日本の女性脚本家、エッセイスト、作家、女優 (1951-) ウィキペディアから
日本の女性脚本家、エッセイスト、作家、女優 (1951-) ウィキペディアから
大石 静(おおいし しずか、1951年9月15日 - 、本名:高橋 静(たかはし しずか)[1][2])は、日本の脚本家、エッセイスト、作家、女優。
東京都千代田区猿楽町出身[3]。日本女子大学文学部卒業。ノート所属[4][5]。『セカンドバージン』など数々のラブストーリーを手掛け、「ラブストーリーの名手」と評される[6][7][8]。夫は舞台監督の高橋正篤[9]。
1951年(昭和26年)東京都千代田区・駿河台にあった旅館「駿台荘」で生まれ育つ[10](のちに大石の著作のタイトル『駿台荘物語』にもなっている)。同旅館は著名文士等の隠れ場所でもあり、大石の養母がオーナーを務めていた[11]。
1974年(昭和49年)、日本女子大学文学部国文学科(現・日本文学科)卒業[12][13]。女優を志し青年座研究所に入所[12]。24歳の時に甲状腺癌を発病し、その後間もなく舞台監督の高橋正篤と結婚[9][12]。宮川一郎に師事し[8][14][15]、1981年(昭和56年)、永井愛と2人だけの劇団「二兎社」を設立[16]。二人で交互に女優と脚本を担当していた。
1986年(昭和61年)にTBSのテレビドラマ『水曜日の恋人たち 見合いの傾向と対策』で本格的に脚本家としてデビュー[17]。以降、オリジナル作品を中心に多数のテレビドラマの脚本を担当[18]。
1991年(平成3年)、脚本に専念するために俳優を廃業し[注 1]、二兎社を退団[16]。
1996年(平成8年)、NHK連続テレビ小説『ふたりっ子』の脚本で第15回向田邦子賞と第5回橋田賞をダブル受賞[5]。脚本を担当した2010年(平成22年)のNHKドラマ『セカンドバージン』は社会現象を巻き起こし[19][20]、東京ドラマアウォード2011の連続ドラマ部門〈優秀賞〉および脚本賞[21]、放送ウーマン賞2010を受賞[22]。2020年(令和2年)に脚本家としての功績により文化庁長官表彰[23]、2021年(令和3年)には旭日小綬章を受章[1][17]。
2017年(平成29年)にはキャリア初のアニメーション作品、かつ初のファンタジー作品としてテレビアニメ『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』の脚本(全24話)を担当した[注 2]。
2024年(令和6年)、自身18年ぶりとなるNHK大河ドラマ『光る君へ』の脚本を担当。前後し、同脚本の執筆中となる2022年12月に夫の高橋正篤と死別[25]。
1995年
1996年
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2018年
2011年
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2023年
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