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久坂 七夕(くさか しちせき、7月7日 - )は、日本の小説家、脚本家、講演家、ラジオパーソナリティ。埼玉県草加市出身。ペンネームは本名と誕生日の組み合わせ。代表作は「元型物語 リュウと魔法の王国」、「離任式ジャック」。
埼玉県草加市出身。長州藩久坂家の祖母によって、物心つく前から神話や古典、文学作品を暗記させられていた。小学生にして10万冊を読破。児童文学の世界に没頭し「世界の神話には、どうして共通点が多いのだろう?」という疑問から、比較神話学や元型心理学を勉強するようになる。好きな作家は筒井康隆。
「作家になりたい」という夢を抱えながら、18歳のとき交通事故で左目の視力をほぼ失い、治療も兼ねて海外歴訪の旅に出る。50ヶ国ほどに訪れ、紛争地帯などで子どもが惨殺される現状を知り、子どもを救う活動をしたいと感じる。体験取材も兼ね、芸能マネージャー、運行管理者、塾講師など、100種類以上の職業を経験。しかし、作家になる夢は叶わず、結婚して2児を出産、サラリーマン生活を送っていた。
2013年、事故で車椅子生活になった直後、ガンで余命宣告、暴力事件の被害者になったことで「命の〆切」を強く意識。自分の遺品整理中、小学生のときに書いていた夢ノートに、「作家になりたい」という文字を発見。死を前に、夢を強く意識したと話している。
2016年9月、出版館ブック・クラブから「元型物語 リュウと魔法の王国」を出版。Amazonベストセラー1位など、3部門で1位を獲得。同書籍はクラウドファンディングにより、全国602ヶ所の児童養護施設に無料寄贈された。
自身の体験を元に、全国の学校や児童養護施設で「夢は叶う」というテーマで無料講演を実施。2017年4月よりインターネットラジオ「レディクロ」 の「ラジオ久坂村塾」のパーソナリティとしても活動。同10月より「久坂村塾」というコミュニティを主宰、月に1度登壇している。
2019年7月、声優・大谷育江主演のドラマCD「離任式ジャック」で原作・脚本を担当。オリコンドラマCD1位を獲得した。[1]。
子ども向け作品の執筆に情熱を注いでおり、小説家ではなく「児童文学作家」と名乗っている。
文字を読むスピードが異様に速く、サラリーマン時代は受け取った書類を一瞬で返すため、「ちゃんと読め!」とよく怒られたという。
読むジャンルは雑多で「自分はバカで、数をこなさないと理解できない」という理由から、新しいジャンルを勉強するときは、そのジャンルの有名書籍を200冊読み、1000冊読破する頃に「なんとなく入り口がわかった」と感じるという。
学生時代の図書館制覇はもちろん、自治体などの図書館すべての本を読破するのが趣味。
未経験のことに挑戦するのが好きで、セスナ操縦、射撃、ノンパラシュートスカイダイビング、ウルトラマラソン、深海ダイビングなど、エクストリームスポーツを好んで行う。
2019年6月1日-2日、朝日新聞社主催「第1回東京エクストリームウォーク100」を完歩。 [2]
2022年9月開催の「第0回四国横断フットレース バカロード300」で308kmを総合13位、女子5位で完走した。[3]
2023年2月19日開催の「京都マラソン2023」をもって、10年連続フルマラソン完走となった。 [4]
2023年4月、沖縄県古宇利島の深海50mに沈む「駆逐艦エモンズ」慰霊2DIVE。
2023年6月19日、スポーツエイドジャパン主催の「本州縦断往復(下関~青森~下関)リバースステージ3100㎞フットレース」に参加。往路ゴールの下関〜青森(1550km)を女子歴代2位で完走[5]、58日5時間11分3秒かけ下関駅にゴールした。
これは歴代7人目の完走で、女子史上初の完走者として複数のメディアに取り上げられた。[6][7][8][9]
同レースを含む2000マイル(3219km)走破チャレンジも同時に行っており、総走行距離は3500kmに達したとある。[10]
現地取材を徹底し、足が不自由だった頃も松葉杖で登山取材するなど、非常にアグレッシブである。
海外歴訪の経験から、あらゆる食材の調理ができ、料理の腕前はプロ級とされる。
一時期資格取得を趣味にしていた時期があり、運行管理主任者、秘書技能検定試験、パソコン検定、危険物取扱者、第1種衛生管理主任者など、多数の資格を保有している。しかし、普通自動車免許は「第1段階の技能教習すら、ハンコがもらえなかった」と述べている。
保護猫を引き取り飼育している。猫種はアメリカンワイヤーヘアで、名前は銀時。好きな漫画「銀魂」の主人公から名付けられた。
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