Webフォント
電子出版の確認事項 ウィキペディアから
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WebフォントはWWWのコンテンツ側がフォントデータを持ち、コンテンツ側から提供されるフォントデータに従って、Webブラウザなどの可視化(レンダリング)をともなうクライアントが文字表示(カーニング)を行うシステムおよびそのフォントである。CSS3.0 fonts moduleで、この機能の標準が提供された。
元来、webブラウザは端末にインストールされているフォントを呼び出し文字を表示するが、端末にそのフォントが無ければ、Webデザイナーが意図しない表示がなされてしまうため、フォントに関するWebデザインに制約が生じていた。フォントを画像にして表示するという手はあるものの、文章修正のメンテナンス、文章の検索といった点で問題があった。
そこでWebサーバー上にフォントファイルを置き、Webデザイナーの意図するフォントを表示できるようにした技術がWebフォントである。またはWebサーバー上に置かれるフォント自体をWebフォントと指し、フォントをWebで利用するよう提供するサービスをWebフォントサービスとして区別する。
漢字は膨大な数であり、Webフォントのダウンロード量など、ラテン文字と比較して課題があったが、2010年、2011年頃から日本語に対応したWebフォントサービスが開設された[1][2][3]。また、Google Fontsも2014年頃から日本語フォントが追加されている[4]。
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Web Open Font Format をサポートするブラウザは、Mozilla Firefox 3.6+、[5] Google Chrome 5+、[6][7] Opera Presto,[8] 、Internet Explorer 9 (2011年5月14日)[9]。Mac OS X LionのSafari 5.1。
ページの読み込みを高速化するためには、フォントのファイルサイズを小さくする必要があるため、必要な字だけを含むフォントのサブセット(フォントを一部の文字数にしたもの)を作ることがある。これをサブセット化という。
日本語や中国語のような言語では、文字が多いため元のフォントに収録される文字全てを合わせると、数メガバイトの容量に至ってしまう。このため、サブセット作成を動的に行う技術が用いられ、ダイナミック・サブセッティングとよばれる。Webサイトで実行されるJavaScriptで、ページ内で使用される全ての文字を検出し、必要となる文字をサブセットとしてサーバーから呼び出す仕組みである。
Adobe TypekitやTypeSquareではこの技術が採用されている[10]。
ブラウザー側で「ウェブサイトで指定したフォントを使用しない」設定を有効にしたり、ユーザースタイルシートを使用している場合、Webフォントが表示されなくなる場合がある。特にこの問題は、アイコンフォントのような、閲覧環境に代替するフォントが存在しない場合に顕著である。
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