フォート・ヴィクトリア級補給艦リンヘリコプター5機を収容可能な大きさを確保しており、補修設備も充実している。ただし平時の搭載数は3機である。これらのヘリコプターは基本的にはVERTREPなど補給用であったが、対潜戦も想定して兵器庫も設置されている。またヘリコプター甲板には2個の発着スポットが設定されており、緊急時にはBAe ハリアー
天池級補給艦はドライカーゴ用して設定されている。また艦尾からも補給を行うことができる。 艦尾にはヘリコプター甲板を備えており、ヘリコプターによる物資移送(VERTREP)にも対応できる。 物資格納 標準的な搭載内容は下記の通りである。 貨油4,200トン ドライカーゴ450トン
あぶくま型護衛艦対潜戦に重要な哨戒ヘリコプターの搭載能力はないものの、後甲板は、HIFR(ヘリコプターをホバリングさせ行う艦対空中給油)やVERTREP(ヘリコプター機外懸吊もしくはホイスト降下による補給)に対応できるVERTREPエリアが備えられており、後檣に水平灯(他の自衛艦と異なり着艦は行わないので、艦の動揺を示す固定式のみ)
パティーニョ級補給艦所ずつ、またドライ・カーゴ用のもの(それぞれ力量250 kgずつ)を1ヶ所ずつ設定している。また艦尾からも補給を行うことができるほか、前方にはVERTREP用ステーションも設定されていた。 燃料の移送速度は、左舷側では毎時1,000 m3、右舷側では毎時600 m3、艦尾側では毎時450
補給艦給艦を索で結んで行うCONREP(connected replenishment)が行われてきたが、ドライカーゴについてはヘリコプターを用いたVERTREP (vertical replenishment) も行われる。 艦船の動力が帆走から蒸気機関へ移行していくとともに、艦船の行動用燃料の洋上補給(fueling