ニレ布する一部に半常緑樹のものがある。樹高は10メートル (m) 未満のものから大きいと40 mを超すものまである。最大種は中米の熱帯雨林に分布するUlmus mexicanaという種で樹高80 mに達する。樹形は比較的低い高さから幹を分岐させ、同科のケヤキ(ニレ科ケヤキ属)などとよく似る種が多いが、
ハルニレハルニレ(春楡、学名: Ulmus davidiana var. japonica)は、日本産ニレ科ニレ属の落葉高木。寒地の丘陵から山地に生える。別名ニレ。通称として、英語名に由来するエルムも使われている。 和名「ハルニレ」は漢字で「春楡」と書き、これは春に花が咲くことにちなむ。もっとも、ニレ属の
オヒョウ (植物)オヒョウ(於瓢、学名: Ulmus laciniata)はニレ科ニレ属の落葉高木。日本列島から東北アジアの山地に分布し、山地に生える。和名のオヒョウは、アイヌ語に由来する。 樺太の白浦地方では樹皮をアイヌ語でオピウ(opiw)とも呼び、和名「オヒョウ」の名称はこれに由来する。アイヌ語ではオヒョウの
ニレ科ニレ属(学名 Ulmus) 英名elmからエルムと呼ばれることもある。枝はジグザクに伸びる(仮軸分岐)、葉の生え方は互生で基部は左右でずれる。葉の縁には明確な鋸歯を有し、大きな鋸歯の間に小さい鋸歯を挟む二重鋸歯と呼ばれる珍しいタイプである。花は両性花、種子は翼果である。 Ulmus americanaの樹形
アキニレアキニレ(秋楡、学名: Ulmus parvifolia)はニレ科ニレ属の落葉高木。東アジアから東南アジアに分布し、河原など水辺や湿ったところに生えることが多い。秋に花が咲き、晩秋に黄葉と実がなるのが特徴。性質は強健で、公園樹や街路樹として植栽もされる。別名イシゲヤキ、カワラゲヤキ。