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Tu-128(ツポレフ128;ロシア語:Ту-128トゥー・ストー・ドヴァーッツァチ・ヴォースィェミ)は、ソ連のツポレフ設計局で開発された超音速迎撃戦闘機である。北大西洋条約機構(NATO)は、識別のため「フィドラー」(Fiddler:英語でバイオリン弾き、またはペテン師)というNATOコードネームをつけた。
この記事のほとんどまたは全てが唯一の出典にのみ基づいています。 (2023年10月) |
Tu-128
全長30m程の大型戦闘機で、遠距離からのミサイルによる迎撃を任務としていた。その機体の大きさとそもそもの情報量の少なさから、西側諸国において本機は当初爆撃機として認識されており、コード名も「ブラインダー」とされていた。なお、後にこのコード名「ブラインダー」は同じくツポレフ設計局の手によるTu-22に用いられた。
ソビエト連邦空軍は新型の長距離迎撃戦闘機の開発をラボーチキン設計局に指示したが、1960年にラボーチキンが死去したためツポレフ設計局が開発を引き継ぐことになった。ツポレフでは試作爆撃機Tu-98 (NATOコードネーム「バックフィン」)から発展した機体Tu-28を開発した。1960年中ごろに試作機が初飛行し、同年のツシノでの航空ショーで西側各国に初めて紹介された。
主に偵察気球の迎撃に用いられ、有事の際はミサイル4発を携行し迎撃任務に宛がう形だったが元々大型機のような構造であり強度も通常の戦闘機より下回るなどしたため派手な動きは見せなかった。
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