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フランスの調理器具・家電メーカーグループ ウィキペディアから
グループセブ(フランス語: Groupe SEB、Société d'Emboutissage de Bourgogne)は、フランス・リヨン近郊のエキュリに本社を置く、世界有数の調理器具・家電メーカーグループ。
種類 | 公開会社 |
---|---|
市場情報 | Euronext: SK |
設立 | 1857年 |
業種 | 電気機器 |
事業内容 |
調理器具 小型家電 |
代表者 |
Thierry de La Tour d'Artaise :会長 |
売上高 | 約73億ユーロ(2019年) |
総資産 | 約380億ユーロ(2019年) |
従業員数 | 34,263人(2019年) |
外部リンク | Groupe SEB |
特記事項:株式会社 グループセブ ジャパン(日本法人) |
「Tefal」「LAGOSTINA」「MOULINEX」「KRUPS」「ROWENTA」「ALL-CLAD」等のグローバルブランドを有している。
1857年にアントワン・レスキューがフランス・ブルゴーニュ地方 セロンジェにセブ社の前身を設立、プレス加工会社へと発展し1944年にセブ社が誕生した[1]。1953年に安全弁付きのプレス成型圧力鍋を世界で初めて発売するなど、調理器具メーカーとして成長。ティファールをはじめとするミッションを共有する調理器具・家電メーカーを傘下におさめ、1972年にイギリスおよびアメリカ合衆国に進出、1973年にグループセブの組織形態となり、1975年に株式公開企業となり、また日本に進出した[1]。
1990年代以降、カナダ・ブラジルや中国など、グローバル展開を加速させ[1]、2005年にイタリアのラゴスティーナを買収[2]、現在はグループセブとして世界各地で国・地域ごとに異なるブランド展開を行っている。
ティファール(フランス語: Téfal)は、1956年にフランスで設立された[3]、世界で初めて「こびりつかないフライパン」を発売した企業[4]。1968年にグループセブに買収された[1]。
1954年、フランス人技師のマーク・グレゴリー(フランス語: Marc Grégoire)が、趣味の釣り道具の加工中に、アルミニウムにふっ素樹脂を加工するアイデアを思いつく。このアイディアをもとにフッ素樹脂加工を施した「こびりつきにくいアルミニウム製フライパン」が生まれた[3]。1956年、フランス・パリ郊外のサーセルという町にティファール社を設立。社名は、テフロン(英語: Teflon)とアルミニウム(フランス語: aluminium)を組み合わせた造語である[5]。
現在は、グループセブのブランドの一つとして世界各地で親しまれている。国や地域によって「Tefal」「T-fal」と異なるブランドロゴで展開されている[4]。
日本法人は株式会社グループセブジャパン。
1975年にセブインターナショナルと明和産業の合弁によりセブジャパンとして設立。圧力鍋やフライパンなどの調理器具の販売を開始。
1997年に現在の社名へ変更。
1998年にブランド名を「セブ」から「ティファール(T-fal)」に変更。同年に「取っ手のとれるティファール」(着脱式ハンドル付き調理器具)を発売。爆発的なヒットとなった。
2001年には保温機能を省いた電気ケトルを発売してヒットさせた。
日本では現在「ティファール(T-fal)」「ラゴスティーナ(Lagostina)」「ヴェーエムエフ(WMF)」ブランドを展開し[6]、スチームクッカーやミキサーなどの調理家電、スチームアイロンや掃除機など、家庭用品を幅広く展開している。
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