リードリヒ3世から遺領を相続した。フリードリヒ1世が祖父の遺産のうちシュポンハイム伯領(Grafschaft Sponheim)を受け継いでシュポンハイム伯(Graf zu Sponheim)の称号を名乗り、弟のルートヴィヒ1世は相続分としてフェルデンツ伯領(Grafschaft Veldenz)を与えられてフェルデンツ伯(Graf
von Sponheim)に育てられる。ユッタはディジボーデンベルク近くのシュポンハイム城の貴族(シュポンハイム伯シュテファン1世の娘)で、兄弟にケルン大司教フーゴー・フォン・シュポンハイム(ドイツ語版)がいる。姓については、シュパンハイム(Spanheim)とシュポンハイム(Sponheim)の両方の記述がある。