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SK105キュラシェーア(Kürassier:ドイツ語で胸甲騎兵の意味、Cuirassier:英語読みでキュラシェーア)は、オーストリアがフランス製のAMX-13軽戦車を参考に、ザウアー社(現シュタイア・ダイムラー・プフ社)が1967年に試作車を開発、1989年まで生産された軽戦車である。
SK105 キュラシェーア軽戦車 | |
性能諸元 | |
---|---|
全長 | 7.735m |
車体長 | 5.582m |
全幅 | 2.5m |
全高 | 2.529m |
重量 | 17.7 t |
懸架方式 | トーションバー方式 |
速度 | 70 km/h 後退時7.36km/h |
行動距離 | 500 km 積載燃料 420リットル |
主砲 | 105 mm 低反動ライフル砲 CN-105-57またはCN-105-G1 積載砲弾数42 |
副武装 | 7.62mm機関銃x1挺 積載弾丸数2000発 |
装甲 | 40 mm[要出典]) |
エンジン |
ステアー7FA 6気筒水冷ディーゼルエンジン 320HP/2300rpm ギア= オートマチック 前進6段 後退1段 |
乗員 | 3 名 |
以上の主要諸元の数字で装甲厚以外についてはジェーン年鑑 Jane's Armour and Artillery 2011-2012 p.196より[1] |
SK105軽戦車は、フランス製のAMX-13軽戦車を参考に設計されており、砲塔上部が主砲の仰俯角に合わせて揺動する砲塔[2]や、砲弾6発が収められた回転シリンダー式半自動装填装置を砲塔後部に二基搭載するのもほぼ同一の設計で、一分間に12発を発射可能、これを撃ち終わった後は車外から再装填しなくてはならないのも同じである。主砲も当初はフランスのGIAT社製 44口径105mm低反動ライフル砲 CN-105-57 を搭載、後の改修型では CN-105-G1 に換装され、射撃統制装置も大幅に改良された。
ただし、車体はザウアー社製の4K4FA装甲兵員輸送車がベースとなっており、AMX-13は車体前部にエンジンを搭載しているが、SK105は車体後部にエンジンを搭載している[2]。軽戦車ゆえ、装甲は前面で20mm機関砲弾に耐えられる程度でしかない。
1967年に試作車が完成し、オーストリア陸軍で採用されたほか、各国に輸出された[2]。装甲回収車型や装甲作業車型も開発されている[2]。
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