Loading AI tools
ガンダムシリーズの作中設定 ウィキペディアから
SEED(シード)は、アニメ『機動戦士ガンダムSEED』および『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場する架空の概念・能力である。
作品タイトルになっている言葉であるが、関連出版物で説明されたのみで劇中においては断片的な言及に留まり、明示的説明はされない。発現することで戦闘能力が強まるといった描写がされ、一部の登場人物が持つ能力として描かれる。
設定を担当した森田繁は、「極限状況に追い込まれた時に発現する火事場の馬鹿力のようなものであり、ナチュラルやコーディネイターを問わずに人間が持つ力、若者の未来のイメージ」という旨を発言している[3]。
C.E.71年3月28日の時点で、かつて一度だけ学会誌に発表されて議論を呼んだ[注 1]概念。その際、SEEDがSuperior Evolutionary Element Destined-factor=「優れた種への進化の要素であることを運命付けられた因子」の頭字語である[4]。
ナチュラル・コーディネイターを問わず現れるものであり、発現した人間は人類が一つ上のステージに進むための可能性が高まるとされる[4][5]。発現状態の人間は全方向に視界が広がり、周囲のすべての動きが指先で感じられるほど精密に把握できる[6]。デュエルの装甲に微細な傷、ストライクのエンジン音、計器盤が示す全ての数値, 吐き出され、拡散するビーム粒子の軌跡までもが、すべて同時に知覚される[7]。これによって運動神経と反射神経の向上[8]、並びに高い把握能力を発揮し、戦闘や周囲の把握において力を発揮する[9]。
それはコーディネーターのように人為的な遺伝子調整をせずに、人類が進化を遂げるための可能性と思われる[10]。 マルキオ導師はこのSEEDの理論を発展させ、ナチュラルやコーディネイターは皆同胞であり、その中からやがて現れる、人と世界を融和する存在こそが「SEEDを持つ者」であると提唱し、精神の変革の必要性を説いた[11]。
ファンの間では、通称「種割れ」と呼ばれている[12]。
マルキオ導師は、キラとラクスのことを「SEEDを持つ者であって、特別である」と仄めかす発言をしている。
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』スペシャルエディション2「それぞれの剣」で、ギルバート・デュランダルはシンがSEEDを持っていることを知っており、オーブ領海外縁での対地球連合軍戦において彼がSEEDに目覚めたことに気付いた。艦船6隻撃沈というシンの大きな戦果についても、SEEDのファクターを持つ者なら当たり前とし、キラを倒せるのはシンではないかと考えていた。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.