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米国のインデックス算出企業 ウィキペディアから
S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス(英: S&P Dow Jones Indices LLC)は、S&P グローバル(NYSE: SPGI)とシカゴ・マーカンタイル取引所グループ(CME Group Inc.、NASDAQ: CME)の合弁事業として運営される、インデックス・プロバイダー。株価指数・債券指数やコモディティ指数など、金融市場指数を幅広く提供している。
2012年7月、マグロウヒル(現在のS&P グローバル)の子会社であったS&P インデックスと、シカゴ・マーカンタイル取引所グループの子会社であったダウ・ジョーンズ・インデックスの合併により設立された[2]。
インデックス算出企業としての歴史は、1882年のダウ・ジョーンズによるDow Jones Average(現在のダウ輸送株20種平均の前身)、また、1923年のスタンダード・スタティスティクス・カンパニーによる株式市場指数の算出開始に遡る[3]。1941年、スタンダード・スタティスティクス・カンパニーはプアーズ・パブリッシングと合併しスタンダード&プアーズとなり、1957年、S&P 500の算出を開始、1966年、マグロウヒルがスタンダード&プアーズを買収、1982年、シカゴ・マーカンタイル取引所がS&P 500の株価指数先物取引を開始、1999年に欧米豪や日本を網羅する世界初のグローバル指数算出を開始し、債券指数やコモディティ指数など対象を拡大した[3]。ダウ・ジョーンズは2007年12月にニューズ・コーポレーションの傘下となるが[4]、インデックス算出部門は2010年にダウ・ジョーンズ・インデックスとして、シカゴ・マーカンタイル取引所グループに株式の9割が売却された[5]。2011年11月、マグロウヒルとシカゴ・マーカンタイル取引所グループの間で、S&P インデックスとダウ・ジョーンズ・インデックスの合併が合意され[2]、翌年7月に合併、世界最大規模の指数算出企業に成長している。
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