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『Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件』(エスのためのおぼえがき かごめそうれんぞくさつじんじけん)は、矢樹純による日本の長編推理小説。
Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件 | ||
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著者 | 矢樹純 | |
発行日 | 2012年8月4日 | |
発行元 | 宝島社 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | 文庫本 | |
次作 | がらくた少女と人喰い煙突 | |
ウィキポータル 文学 | ||
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第10回『このミステリーがすごい!』大賞の最終選考で受賞には至らず落選したが、隠し玉(編集部推薦)として出版されることとなった[1]。
おぞましい因習の残る青森県P集落へ20年ぶりに帰郷する「私」は、途中の新幹線で同じ場所を目指す心理カウンセラー・桜木と出会う。
しかし雪に閉ざされた縁切り寺の《かごめ荘》で、同行していた「私」の同僚の大学教授・三崎忍が姿を消し、さらには“切断された正体不明の男の遺体”、“本人の足跡しか残っていない雪の上の焼死体”が発見されるなど、不可解な連続殺人事件が発生する。
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