スギゴケPolytrichum juniperinum の標準和名をスギゴケとするが、一般には、スギゴケ属(Polytrichum)および近縁のニワスギゴケ属(Pogonatum)、またはスギゴケ科に属する種の総称として用いることもある。総称としてのスギゴケについてはスギゴケ類を参照。
スギゴケ類Meiotrichum Notoligotrichum タチゴケモドキ属 Oligotrichum Plagioracelopus ニワスギゴケ属 Pogonatum Polytrichadelphus Polytrichastrum スギゴケ属 Polytrichum Pseudatrichum Pseudoracelopus
ハミズゴケハミズゴケ(Pogonatum spinulosum Mitt.)は、スギゴケ目スギゴケ科ニワスギゴケ属のコケ植物である。しかし他の近縁種とは異なり、本体はごく小さく葉が発達しないため、見かけ上はさく(胞子嚢)ばかりに見える。 ハミズゴケは、配偶体の本体が非常に退化しているため、基本的にはスギゴケ
原糸体上記のように原糸体は本体が発達するまでの一時的な栄養体であり、コケ本体が成長すると消えてしまうのが普通である。しかし、たとえばハミズゴケ Pogonatum spinulosum はスギゴケの仲間でありながら葉を発達させず、地面から胞子嚢だけが突き出したような姿である。この種では原糸体が地表に広
発芽26 (1): 25-45. JSTOR 2464515. ^ 中村厳、佐々木隆男「蘚類の培養に関する研究: I. カギバニワスギゴケ (Pogonatum inflexum) 胞子の発芽と糸状体の生長」『育種學雜誌』第14巻第3号、1964年、198頁、NAID 110001810741。 日