タチシノブタチシノブは、山野に普通なシダの一つ。非常に細かく葉が裂けるのが特徴的である。 タチシノブ(Onychium japonicum (Thunb.) Kunze)は、シダ植物門ホウライシダ科タチシノブ属の常緑性多年草である。 根茎は匍匐し、茶褐色で鱗片がある。多数の葉を出す。葉にはやや二形があり、胞子
シダ類Coniogramme intermediaやイワガネソウ Coniogramme japonicaでは腫物の毒消しに、タチシノブ Onychium japonicumでは解熱・利尿に、ホウライシダ Adiantum capillis-venerisでは全草が解熱・解毒に用いられる。フサシダ科のカニクサの葉は利尿剤とされる。
セッコクDendrobium monile Kraenzl. Epidendrum moniliferum Panz. Onychium japonicum Blume Dendrobium japonicum (Blume) Lindl. Ormostema albiflora Raf. Dendrobium castum
アクティニオプテリスSànchez-Baragaldo(2004)によると、分子系統による結果として、本属の A. australis とタチシノブ Onychium japonicum が単系統をなすとしている。 本属のタイプ種である A. radiata は原産地の1つであるインドにおいて伝統医療で薬草として使用
PPG ITod:Cosentinia vellea (Aiton) Tod. のみからなる単型 Jamesonia Hook. & Grev.:約50種 タチシノブ属 Onychium Kaulf.:おそらく10種 ギンシダ属 Pityrogramma Link:約20種 イノモトソウ属 Pteris L.:おそらく250種