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XMLデータベース ウィキペディアから
NeoCoreXMSは、米国Xpriori社が開発したXMLデータベースである。
独自のDPP (Digital Pattern Processing) 技術を用いてXMLドキュメントの格納・検索を行う。 富士通のInterstage Shunsaku Data Manager、東芝ソリューションのTX1などとともに第二世代XMLデータベースとも呼ばれる。
XMLDB「NeoCoreXMS」は、構造が一定ではないXMLデータの格納に最適な“やわらかい”データベース・エンジンである。国内出荷ライセンス数は550ライセンスを超え、国内46%のNo.1シェア(富士キメラ総研調べ)のXMLDB/XMLデータベースである。
NeoCoreXMSの特徴は独自のデジタルパターンプロセッシング (DPP) である。それにより
を実現している。
XMLデータ格納時に、全ての要素、データ、そして要素内容(要素とそこに含まれるデータとの関連)に対して、インデックスを付与する(フルオートインデックス機能)。 そのため、新たな構造のXMLデータを格納、または構造の変更を行った直後においても、全ての項目に対し最高の検索パフォーマンスを実現する。全ての項目に対してインデックスを付与するにもかかわらず、DPPによるインデックスデータの圧縮および内部データの正規化処理によって、データベースサイズ(フットプリントサイズ)が小さいことも大きな特徴である。データベースサイズは、理論上の最大値は元のXMLデータの2.5倍。一般的なデータにおける実効サイズは、元のXMLデータの1.5~2.0倍となる。
ハッシュインデックスを利用しているため、完全一致の検索には強いが、前方一致、後方一致等は苦手である。半数以上がドキュメントで使用されているDBMSとしてはアプリケーションの作成方法に工夫が必要である。 また、スキーマレスではあるが、システム設計上正規化を行う必要があり、スキーマレスのメリットを生かしきれない。
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