イバラモ属イバラモ属(Najas)は、単子葉類の属のひとつ。イバラモ属に含まれる植物は、ため池や湖沼などに生息する水草である。 イバラモ属の植物は、細い葉を水中に展開する、あまり目立たない沈水性の水草である。又状に分枝する葉には鋸歯があることが多いが、ホッスモのようにほとんど鋸歯が見られない場合もある。通常、葉腋に種子をつくる。
トチカガミ科Hydrocharis トチカガミ属 - トチカガミ Lagarosiphon Limnobium リムノビウム属 - アマゾントチカガミ Maidenia Najas イバラモ属 Nechamandra Ottelia ミズオオバコ属 - ミズオオバコ Stratiotes Thalassia リュウキュウスガモ属
トリゲモトリゲモ(Najas minor)は、トチカガミ科イバラモ属に属する一年生の植物。ため池や湖沼などに生息する水草である。和名は、鳥の羽毛のような姿をしている藻、というところから来ている。 ヨーロッパ原産だが、各地に導入され、世界中に広く分布する。日本でも全国各地に分布しているが、数は少なく絶滅危惧種に指定されている。
イバラモイバラモ(Najas marina)は、トチカガミ科イバラモ属に属する一年生の植物。ため池や湖沼などに生息する水草である。和名は、イバラのようなとげを持つ藻、というところから来ている。 沈水性の水草で、60cmほどに伸長する茎に、するどい鋸歯のある葉をもつ。葉は対生する。草体は堅いがもろく、折れやすい。葉腋に花をつけ、そこに長さ数
サガミトリゲモサガミトリゲモ(Najas foveolata)は、トチカガミ科イバラモ属に属する一年生の植物。ため池や湖沼などに生息する水草である。和名はヒロハトリゲモともされる。 アジア東部に生育。日本では、北海道と沖縄を除く各地に分布している。日本では、全国的に減少傾向にある。