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NASA World Wind(ナサ・ワールド・ウインド)はアメリカ航空宇宙局(NASA)が配布する地球儀ビューアー・多機能な惑星観察ソフトである。
開発元 | アメリカ航空宇宙局 (エイムズ研究センター) |
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最新版 | |
リポジトリ | |
対応OS | Windows 2000, XP, Vista |
種別 | Virtual globe |
ライセンス | NASA オープンソースライセンス 1.3 |
公式サイト | worldwind.arc.nasa.gov |
2004年に公開が開始されたNASAが制作したオープンソースソフトウェア。地球、木星、火星、金星の表面の詳細な地形を見ることができる。特に火星は大気も薄く、地殻惑星であるためいろいろな地形が見ることができる。
類似したソフトにGoogle Earthがあるが、Google Earthに比べて動作が重い、低高度での解像度が低いといった弱点がある。しかし、中高度以上ではGoogle Earthよりも画像が美しい、見ることができる惑星の数が多いといった特徴がある。また、他の類似アプリケーションに見られない特徴としてアナグリフ(赤青メガネを利用した立体視)のリアルタイム生成機能があり、世界中の任意の地点の立体画像を(マウスで動かしながら)見ることができる
アメリカではWorld Wind Forumというファンサイトもあり、Google Earthと人気を二分しているが、日本ではあまり知られていない。http://forum.worldwindcentral.com/index.php
英語版をはじめオランダ語、スペイン語など各国語版がリリースされているが、いまのところ日本語版はない。
このソフトを利用するにはコンピュータに.NET FrameworkとDirectXがインストールされている必要がある。他に高機能のグラフィックカードも必要。詳細は http://worldwind.arc.nasa.gov/download.html の「System Requirements」を参照。
取得した画像はパブリック・ドメインとして利用可能である。
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