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へびつかい座の球状星団 ウィキペディアから
M14 Messier 14 | ||
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球状星団 M14 | ||
星座 | へびつかい座 | |
見かけの等級 (mv) | +5.73[1] | |
視直径 | 11'[2][3] | |
分類 | 球状星団 | |
発見 | ||
発見者 | シャルル・メシエ[4] | |
位置 元期:J2000.0 | ||
赤経 (RA, α) | 17h 37m 36.15s[1] | |
赤緯 (Dec, δ) | −03° 14′ 45.3″[1] | |
赤方偏移 | -0.000371 | |
視線速度 (Rv) | -111.1 km/s[1] | |
固有運動 (μ) | 赤経: -3.26 ミリ秒/年[1] 赤緯: -2.60 ミリ秒/年[1] | |
距離 | 30,300 光年[2](約9.29kpc) | |
M14の位置
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物理的性質 | ||
直径 | 100光年[2] | |
他のカタログでの名称 | ||
NGC 6402[1] | ||
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
双眼鏡では暗くはっきりしないこともある。口径5cmの望遠鏡ではまるい星雲状に見える。口径10cmで周辺部の星が見えたとする人もいるが、口径20cmクラスでも難しい。ハーシェルが言うとおり、周囲にはかなりの微星がある。天の川に近いせいであるが、そのためこの星団は元の明るさから減光している。そのためか、視直径を3'と記載している著明なカタログもあるという。星の腕が7本ほど見え、それが色々な方向に流れているように見える。中心部には小さなコアがあり、「かすかな花火」と表現する人もいる。中心部には星々のかたまりの部分と空虚な部分がある。コアは星の輪に囲まれており、「花輪」とか「バラかざり」などと表現されている。また、水面に石を投げたときの波紋にたとえる人もいる。
1964年に、1938年6月21日から28日にかけて撮影されたM14の写真に新星が記録されていたことが判明している[2]。
1764年6月1日にシャルル・メシエによって発見された[4]。「星のない星雲。微かで大きくはない」として星団ではなく、星雲と記している[4]。初めて分離したのはウィリアム・ハーシェルで「星に分解。300倍で見える。ひどく明るくて、まるい。かなり散開した星々の後ろ側にあり、これらの星々は星団の上に投影されている。M10と似ている」としている[4]。
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