ハギハギ属は当初、Maximowicz (1873) により、現在のハギ属・ハナハギ属 Campylotropis ・ヤハズソウ属 Kummerowia にわたる範囲に定義された。 現在それらは3属に分けられ、それらをまとめる分類群としてハギ亜連 Lespedezinae がある。 ハギ属は、北米のハギ亜属
ハギ属裸地や法面の緑化に使われる。メドハギは薬草などとして使われる。 東アジアからヒマラヤ、北アメリカに約100種が知られる。なお、ヤハズソウ属(Kummerowia)やハナハギ属(Campylotrops)を分ける説もある。 いわゆる萩と言われるのはこの属のうち、ヤマハギ亜属のものを指す。日本には以下のような種がある。
ヤハズソウ北海道から琉球列島に分布し、国外では中国、台湾、朝鮮から知られる。 ハギ属に含めるが、羽状複葉でなく、羽軸がない掌状複葉である等の差異があるため、特にヤハズソウ属 (Kummerowia) を立てる扱いもある。日本でこれに含まれるものとして、以下の種がある。 マルバヤハズソウ L. stipulacea Maxim.
マメ亜科Ougeinia Phyllodium Desv. ウチワツナギ属 Tadehagi H.Ohashi タデハギ属 ハギ亜連 Lespedezinae Kummerowia Schindl. ヤハズソウ属 Campylotropis Bunge ハナハギ属 Lespedeza Michx. ハギ属 Ophrestiinae
ヤハズソウ属ヤハズソウ属 Kummerowia Schindl. は、マメ科植物の属の1つ。小柄な1年草で、葉の側脈が真っ直ぐに葉の縁に届き、葉先を引っ張るとそれに沿って切れる。 小柄な1年生の草本。茎は匍匐するか斜め上に伸びる。また茎には毛がある。葉は3枚の小葉からなり、柄はないかあるいは短く、小葉は縁は滑ら