アンドリュー・ワイルズり、岩澤理論を応用したりして類数公式を考えることを思いついたものの、証明には手が届かなかった。ある日、フラッハ(→コリヴァギン=フラッハ法、Kolyvagin-Flach method)という学生の論文に出会い、今までの考えを捨ててその理論を拡張することに専念するようになる。やがて7年目に、バリー
バーチ・スウィンナートン=ダイアー予想は、モジュラー楕円曲線(英語版)が s = 1 において一位の零点を持てば、無限位数の有理点を持つことを証明した。グロス・ザギヤの定理 参照。 Kolyvagin (1989) は、L(E, 1) が 0 でないモジュラー楕円曲線 E はランクが 0 であることと、L(E, 1) が s = 1 で一位の零点を持つモジュラー楕円曲線
テイト・シャファレヴィッチ群バーチ・スウィンナートン=ダイアー予想 ^ Lang & Tate 1958. ^ Shafarevich 1959. ^ Rubin 1987. ^ Kolyvagin 1988. ^ 安田 2008, p. 307. ^ Cassels 1962. ^ Tate 1963. ^ Poonen & Stoll
ヴィクター・コリヴァギンヴィクター・コリヴァギン(英: Victor Alexandrovich Kolyvagin、露: Виктор Александрович Колывагин )は、アメリカの数学者。 ニューヨーク市立大学教授。モスクワ大学でユーリ・マニンの下で博士号。彼の主な業績は1990年頃にモジュラー楕円
岩澤理論の主予想の証明をモデルとしている。 カール・ルービン (Karl Rubin) は、メイザー・ワイルズの定理のより初等的な証明を見つけた。この証明は、コリヴァギン (Kolyvagin) のオイラー系(英語版)を使いLang (1990) と Washington (1997) で記述されており、後に、虚二次体に対する主予想の別の一般化を証明した。