スズキ・GS400E
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GS400 および GS400E は、スズキが製造・販売していた中型自動二輪車(オートバイ)の車種である。
車種名の「GS400E」については、1978年に発売されたモデルと、1989年に発売されたモデルとの、異なる二つの車種が存在する。
概要

GS400は、スズキ初の400cc4ストロークDOHC直列2気筒エンジンを搭載し、1976年に発売された。
GS400Eは、GS400がマイナーチェンジを受ける形で1978年に発売された。性能諸元はGS400とほぼ同等であるが、当時では珍しいキャストホイールを履くなどスポーツイメージを強めたため人気を博した。ギアポジションインジケータも装備している。
1980年に後継の代替機種となるGSX400Eが発売されるとともに生産終了となった。
- 仕様沿革
- GS400 (1976年) - フレーム打刻ナンバー:GS400-10001〜
- GS400-2(1978年) - フレーム打刻ナンバー:GS400-42205〜
- GS400E (1978年) - フレーム打刻ナンバー:GS400-52482〜
- GS400E2(1979年) - フレーム打刻ナンバー:GS400-63122〜
- GS400E3(1980年) - フレーム打刻ナンバー:GS400-71830〜
GS400L
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GS400E(GK54A)

GS400E(GK54A)は、1989年に国内販売された。
日本国外輸出専用車種の「GS500(E)」をベースとした排気量縮小版であり、角型スチール製ダブルクレードルフレームの車体に[1]、ボアストロークを変更して399ccとした空冷2バルブ2気筒エンジンを搭載する。
ベーシックかつスタンダードなモデルとしての特性は決して見劣りするものではないものの、同1989年に登場したバンディット400と同一のカテゴリでありながら、保守的なヨーロピアンスタイルと控えめな出力性能が、ユーザーの評価を得られなかった。結果的に超不人気車として烙印を押されてしまい、国内での販売は1993年モデルを最後に終了した。
その一方で国外専用のGS500E(輸出仕向け地によってはGS500)については、1987年の発売以来ロングセラーとして、2007年の最終モデルまで20年にわたりラインナップされた。またフルカウル装備タイプの派生モデル「GS500F」が2004年に発売され、GS500(E) とともにラインナップされた。
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- GK54A仕様沿革
- GS400EM(1991年9月発売):車体色「プラシャンブルーメタリック」(24V)
- GS400ER(1993年):車体色「ライトパープルメタリック」(ITU)
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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