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2003年に稼働したアーケードゲーム ウィキペディアから
F-ZERO AX(エフゼロ エーエックス)は任天堂とのコラボレーションによって2003年6月にセガより発売されたアーケード用レースゲーム。ニンテンドーゲームキューブ用ソフトF-ZERO GXのアーケード版であり、連動要素も存在する。発売前に付けられていた仮題は「F-ZERO AC」。
システム基板はトライフォースを使用。筐体はマシンの一つブルーファルコンを意識したデザインである。筐体は座席が動くDX筐体と座席固定のスタンダード筐体のほかMONSTER RIDEが存在した。『ライセンスカード』と呼ばれる専用のICカードを使用することで、オリジナルマシンの使用やタイムアタックにおけるインターネットランキングへの参加が可能だった。インターネットランキングは2004年6月25日で終了。
F-ZERO GXのデータを保存したメモリーカードをセットすると、GXに登場するマシンおよびGXで登場するパーツを使用したオリジナルマシンを使用することが可能になる。また、一定条件下でAXのマシンがGXで使用可能になったり、GXにおいてAXのコースで走れるようになったりする(なお、AXと連動しなくてもマシンやパーツ、コースはGXで特定の条件を満たすと使えるようになるが条件はストーリーモードをベリーハードでクリアなど高難易度)。
GXのメモリーカードとAXのライセンスカードを併用することで、AXのオリジナルマシンを構成するパーツをGXのシステムデータにダウンロードすることができる。これによりオリジナルマシン作成の幅が広がる。GX/AXのパーツが混在したマシンも、GXのガレージデータを介してAXで使用することが可能。
F-ZERO AXにおける1回のプレイの流れは以下の通り。筐体によって多少異なるが、ここでは座席が動くタイプの筐体で説明する。
AXではコースは難易度別に6つ存在する。ソニックオーバル以外は特定条件に置いてGXへのダウンロードが可能。
F-ZERO AX MONSTER RIDEはF-ZERO AXの亜種とも言えるアーケードゲーム。2005年8月頃に東京ジョイポリス3階フロアのジュラシックパーク・ライドの隣に4台設置されていた。F-ZERO AXライセンスカードとニンテンドーゲームキューブのメモリーカードの使用は不可能(したがってGXのマシンやパイロットは事実上使用不可)。ゲームの内容、操作法はF-ZERO AXと変わらない。DX筐体のシートが前後で支えられ右左に回転するのに対し、MONSTER RIDEは宙吊り型であり、筐体の上の4つの油圧シリンダーにより乗船感覚が楽しめるというものである。
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