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この項目では、車載用AV機器のブランド名について説明しています。その他の用法については「エクリプス」をご覧ください。 |
ECLIPSE(イクリプス)は、デンソーテン(旧・富士通テン)の車載用AV機器(カーナビゲーション、カーオーディオ)、および家庭用音響機器(ホームオーディオ)のブランド名である。それまでの「Biyo(バイヨ)」シリーズに代わって1988年に登場。「他の追随を許さず、すべてを凌駕する凄まじい炎」をイメージしてイクリプスとネーミングされた。
他メーカーに先駆けてインダッシュタイプのオーディオ一体型ナビ(AVN)を開発、販売し、純正カーナビもOEM供給している。
AVNは、Audio,Visual,Navigationが一体型になっているだけではなく、トータルでのサービス提供を実現する「All in One」をコンセプトとしている製品である。また、「AVN」は日本・米国他10ヶ国において商標登録している。
- 1955年 市販用カーラジオを製造開始。
- 1956年 タクシー用無線機の製造開始。
- 1959年 日本初のオールトランジスタカーラジオを発売開始。
- 1967年 日本初の8トラック方式カーステレオを発売。
- 1980年 テンAVMシステム発売。
- 1988年 米国市場向けにカーオーディオの新シリーズ「ECLIPSE」発売。
- 1989年 世界初の車載用DSPサウンドプロセッサを開発、カーオーディオの新シリーズ「αシリーズ」発売。
- 1991年 最高級カーオーディオ「Sound Monitor」発売。
- 1995年 国内市販市場向けにカーオーディオの新シリーズ「ECLIPSE」発売。
- 1997年 カーナビゲーションとオーディオビジュアルを2DINサイズに集約した「AVN」発売。
- 2000年 「ECLIPSE」をアジアで発売。
- 2001年 タイムドメイン理論を用いたホーム用卵型スピーカーとパワーアンプ「ECLIPSE TD」発売。
- 2002年 世界初、20GBハードディスクを2基搭載したカーナビゲーションシステム発売。
- 2004年 「AVN」を米国・中国にて「ECLIPSE」ブランドで発売。また、世界初のTV/GPS一体型フィルムアンテナを開発。
- 2005年 世界初、「DUAL AVN」と「1DIN AVN」発売。「AVN」を欧州にて「ECLIPSE」ブランドで発売開始。
- 2006年 当時市販としては珍しかった録音機能付きのドライブレコーダーを発売。「AVN」をオーストラリアにて「ECLIPSE」ブランドで発売。
- 2008年 ドライブレコーダーを自動車メーカー向けに納入開始。
- 2010年 市販ナビとしては初めてトヨタのG-BOOKのサービスの一つである地図更新サービス「マップオンデマンド」に対応、同日より対応ナビを発売開始。[1]
- 2014年 つながるサービスコンセプト「Future Link」を発表、センター通信で地図が自動更新できるカーナビゲーションを発売。
- 2016年 ドライブレコーダーを内蔵したカーナビゲーション「録ナビ」発売。
現ラインアップ
カーナビゲーション
- AVNシリーズ カーナビのオンダッシュ型は、両席エアバッグの展開を妨げると判断し、AV一体型にした。
ホームオーディオシステム
- ECLIPSE Home Audio Systems
その他
- フロントアイカメラ
- バックアイカメラ
- ドライブレコーダー
歴代ECLIPSEレディ
- 全日本ツーリングカー選手権(JTCC)時代
- 全日本GT選手権時代
- 大谷めぐみ(1999年~2001年)
- 藤堂ユカリ(2000年)
- 若菜香里(2001年)
- 青柳玲麻(2002年~2004年)
- 日山亜由美(2002年~2003年)
- 萩原美由紀(2004年)
- 横須賀まりこ(2004年)
- SUPER GT時代