シダ類ばれお浸しや揚げ物にして食される。この仲間は北アメリカ東北部でも若芽の時期を珍重して食べられる。 アジアでは広くイワデンダ科の クワレシダ Diplazium esculentum が食用にされる。中国南部や東南アジアでは、ホウライシダ科のミズワラビ Ceratopteris thalictroides
ヘラシダヘラシダは、細長い単葉をつけるシダである。やや湿ったところに群生する。 ヘラシダ(Diplazium subsinuatum (Wall. ex Hook et Grev.) Tagawa)は、シダ植物門イワデンダ科ヘラシダ属のシダである。細長い単葉の葉をつける。名前も単葉の葉を篦に見立てたものである。
希少野生動植物種 minamitanii ヒュウガシケシダ 平成30年(2018年)指定 Diplazium kawakamii アオイガワラビ 平成28年(2016年)指定 Diplazium pin-faense フクレギシダ 平成30年(2018年)指定 Diplazium subtripinnatum ムニンミドリシダ 平成30年(2018年)指定
維管束植物レッドデータブック (環境省) Cornopteris banajaoensis フクレギシダ Diplazium pin-faense ヤクシマタニイヌワラビ Athyrium yakusimense ムニンミドリシダ Diplazium subtripinnatum ジャコウシダ Diplazium heterophlebium タイワンアリサンイヌワラビ
クルマシダの多くは胞子嚢群の形が本種のように細長く伸びるものとは大きく異なるので判別は容易い。ただ、その点でも似ているのがイワデンダ科のノコギリシダ Diplazium wichurae やミヤマノコギリシダ D. mettenianum とその一群のもので、概形や羽片の形も似ており、それにやはり細長い胞子