セイヨウハシバミセイヨウハシバミ (Corylus avellana) は、カバノキ科の落葉低木。種子はヘーゼルナッツ (Hazelnut) と呼ばれて食用となり、クッキーやケーキなどの材料としてよく使われる。 原産地は欧州大陸部から地中海域。樹高5メートルから7メートル。雌雄異花。
ヘーゼルナッツり大きい。食用に供される種実類(ナッツ)として世界に広く流通している、代表的なものの一つである。 現在の栽培種は主にセイヨウハシバミ(Corylus avellana、コモンヘーゼル)である。中央アジアでの栽培が盛んで、日本に輸入されるものではその95%がトルコ産である。イタリアや日本国内(長野県)
ハシバミCorylus heterophylla var. heterophylla)、ツノハシバミ(Corylus sieboldiana var. sieboldiana)、ハシバミ(本種)などがあり、世界にはセイヨウハシバミ(Corylus avellana)、アメリカハシバミ(Corylus
ハシバミ属下記に主な種を記載する。 Corylus avellana セイヨウハシバミ - 果実が世界中で食用とされている。 Corylus hallaisanensis ツボハシバミ Corylus heterophylla ハシバミ(広義) - 日本に分布。 Corylus heterophylla var
ツノハシバミ thunbergii) とともに日本に自生するハシバミ属の仲間のひとつである。食用ナッツのヘーゼルナッツが実るセイヨウハシバミ (Corylus avellana) はヨーロッパ原産の本種の近縁種である。 日本の北海道・本州・四国・九州、朝鮮半島に分布する。四国と九州は少なく、伊豆半島には分布し